「御利用者の皆さまにお知らせいたします。
9時45分より、ホールにて“荒野の用心棒”を上映いたします。
鑑賞ご希望の御利用者さまは、ホール前までお集まりください。」

アナウンスが流れ終わると、
陽気な音楽とともに、陽気な人達が園内に現れました。

スタッフがチンドン屋に扮しての、お客様の呼び込みです。

マラカスや太鼓、笛などの鳴り物を手に、
賑やかしく居室を回ります。

他のスタッフも一緒になって踊り、

御利用者さまも一緒になって踊り、

面白い姿に、御利用者さまもスッタフも、一緒になって笑い転げるうちに
上映開始時刻となりました。

福智園シネマに到着すると、チケット売り場が設置されており、
バルーンの入り口と、

懐かしい映画ポスターなどの飾りが皆さまをお迎えします。

入り口で、チケットと交換にお菓子を受け取り、

パルーンのアーチをくぐると、

シネマの入り口では、ドリンクサービスがあります。

4種類のドリンクから、お好きなものを選んでいただき、
お菓子とドリンクを片手に、皆さま席についていただくと、いよいよ映画の始まりです。

昨日の上映作品は、
・荒野の用心棒
・花笠道中
・ニッポン無責任時代 の3本。
鑑賞前はいつもと違う雰囲気にワクワクされた様子で微笑まれ、
鑑賞後は満足された笑顔を浮かべられ、
御利用者の皆さまには、福智園映画祭は大好評のようでした。
「明日のチケットはお願いしてなかったけど、明日も観たい」という声もたくさん聴かれ、
もちろん「明日もお待ちしております」とお伝えしています。
—–
