3月3日のお雛祭り。福智園では、毎年お茶会を開催します。

行事はいつも賑やかに、皆さまにたくさん笑ってもらって…というものが多いですが、
このお茶会は、いつもの行事と少し雰囲気が違います。

会場のお茶室になるホールを包む空気は、「静寂」。
今日皆さまに楽しんでいただくのは、このホールを包む静かな空気です。

福智園は、100名の御利用者さまで集団生活をしていただく場ですので、
いつも静かな時間を過ごしていただくことが、なかなか難しいのですが、

この日ばかりは、皆さまにたっぷりと、静かなひと時を堪能していただきます。

菜の花に、春色のお菓子。

釜からも湯気が上がって、準備が整いました。
お客さまが、順々にお越しになられます。

今年は、お茶の先生がボランティアで来てくださいました。

先生のお点前を、静かに見守る御利用者の皆さま。

お運びは、スタッフが着物を着て。

お一人お一人にお配りすると、

大事そうに受け取られ、

ゆっくりと、口に運ばれます。

少しだけスタッフがお手伝いして、

ゆっくりと、堪能していただきました。
一日がかりのお茶会、まだまだ続きますが、今日はこのへんで。
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