九州は、地震が少ないことから、地震に対する危機意識が薄いところがあります。
そこで、先月末の防災訓練は、“大規模地震”を想定して行いました。
火災想定の訓練は頻繁に行っていますが、地震を想定した訓練は
スタッフも慣れておらず、緊張の面持ちです。
地震(訓練)の全館放送が流れると、御利用者さまもスタッフも、低い姿勢をとります。
その間、館内に災害想定のしかけをしました。
割れることを想定したガラスに、「ガラス破片散乱」と貼り、
割れたガラスに見立て、新聞紙を散乱させます。
揺れが止まると、避難ですが、
破損が激しい箇所は通路がふさがっています。
ガラス破片の散乱か所には、厚手の布をかけ、とりあえず通れるように。
避難経路の確保と、避難が並行して行われています。
怪我をした方を誘導し、
看護スタッフが処置。
それと合わせて、安全確認班は、外へ出て、
元栓を閉めたり、外周の安全確認を行います。
おおよその避難と処置が終わったところで、
食堂で総括と反省を行いました。
慣れている火災訓練のように動いてしまい、避難誘導を最優先に急いでしまいました。
火災との違いを意識しながら、いざという時に考えて行動できるよう
災害訓練を繰り返して行かねばならないと、痛感しました。
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