師走の慌ただしい雰囲気から、
年が明けたとたんに、急にゆったりした空気が流れ始めますが、
今日は、年も押し詰まった12月31日大晦日に、慌ただしい雰囲気の中行った
防災訓練の様子をお伝えします。
いつもの防災訓練は、火災の発生を想定して行うことが多いですが、
今回は、近年多発する大規模自然災害に鑑み、大地震を想定して行いました。
まずは、震災時のマニュアルを復習します。
そして、次は屋外に。
震災時には、火災発生防止のため、ガスや電気を止める必要がありますが、
大きな施設ですので、家庭のように簡単にはいきません。
そもそもどこに行けばいいのかも、日頃は意識しませんので、
みんなで改めて、機械室やボイラー室などを確認しました。
災害時用の備蓄食料の場所も合わせて確認。
それから、いよいよ防災訓練の開始です。
突然大きな揺れが、福智園を襲います。
まずは、みんな屈んで身を守る体勢に。
揺れがおさまったら、状態確認です。
スタッフや、御利用者さまにも、負傷者の役をしていただきました。
負傷者の状態と人数を確認します。
出血箇所を圧迫して止血。看護スタッフも駆けつけました。
そして、安全ルートを確保して、
余震に備え、安全な場所に御利用者の皆さまを誘導します。
慣れない地震想定の訓練で、スタッフは右往左往してしまい、
今後の課題が浮き彫りになりました。
いざという時に、的確な指示と動きができるよう、
今後も訓練を重ねて行きたいと思います。
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