22日は、今年2回目の福智園書道クラブでした。
前回に続き、干支の「羊」の入った文字、「善」を書いていきます。
生贄の羊を神前にお供えして、
“善”か“悪”かを決する裁判の場面からできた文字とのことで、
“羊”の下に左右に二つ並ぶ記号は“言”。
裁判で争わせるのは、刀でも拳でもなく、“言”とのことのようです。
裁判に負けた方は、羊の皮を被せて流されたという、
恐ろしい話も聞かせていただきました。
毎回、その文字にまつわる色々な面白い話をしていただき、
書道の時間ですが、歴史の時間のようでもあり、
それを楽しみにされている御利用者さまも多いようです。
さて、説明が終わると、書き始め。
今日は清書の日ですので、心なしか、皆さま慎重に筆を運んでおられました。
一画書き忘れていたのを、先生に指摘されて、照れ笑いの御利用者さま。
今月の文字は、画数が多いですもんね。
先生のアドバイスをいただいたり、
スタッフと一緒に、完成作を眺めたりしつつ、
楽しい書道の時間が続いておりました。
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