ぐずつきがちな天気が続く筑豊地方ですが、福智園では梅雨の晴れ間にバスでドライブに出かけました。
ガイドを務めてくださったのは、いつも書道クラブにボランティアでお越しの先生です。
福智町の歴史にとても詳しく、車中で様々なお話を聞かせてくださいました。
さて道中ですが・・・
車窓から見える景色と先生のお話がいずれも新鮮で、
気づけば車内の御利用者さまの様子を全然写真に収めておりませんでした・・・
という訳で、今回は車窓から見た福智町の風景をお届けします。
長く交流を続けている『弁城小学校』の前を通ります。
いつかまた安心して交流が再開できる日を楽しみに待っております。
ずんずんと山の方へ上っていくと緑がとても鮮やかに。
かつて『弁天城』という城があったと言われる上弁城地区です。
福智園の住所も『弁城』にありますが、
弁天城の『天』は畏れ多いということで、
その文字を除いて、弁城という地名で呼ばれるようになったのだとお話してくださいました。
さらに上ると道も細くなり、沿道の花も間近に。
「鮮やかやねぇ」「きれいやねぇ」の声が聞こえます。
田んぼが広がる光景には、
「田川のお米はおいしいと言われ大阪や東京にも運ばれた」
その運搬に使われたのが『川ひらた』という小さな舟だったと教えていただきました。
ちょっと分かりにくい写真ですが『岩屋神社』です。
「お宮参りで来る人も多い」そうです。
『方城炭鉱』の跡地も巡りました。
囲いで見にくいですが赤煉瓦の建物があり、当時のままなのだそうです。
(『九州マクセル赤煉瓦記念館』で検索すると見学に関しても情報が出てきます)
今日参加された御利用者さまからは、
「福智町も見るところがいっぱいあるね」
「緑がいっぱいやったね」
「久しぶりに遠出して気持ちよかった」
との声が聞かれました。
また別の御利用者さまにもドライブを楽しんでいただく機会を、と計画しています。