8日は、福智園書道クラブでした。
今月の文字は、「幸」です。
先生が説明してくださる、字の成り立ちの話を聞くのも、
書道クラブの楽しみですが、
「幸」という字には、どんな幸せな成り立ちがあるのだろうと
先生のお話を聴いてみますと、
なんと「幸」とは、刑罰として、手に付けられた“手枷”を象った字とのこと。
そして、さらに重い刑罰(斬首)にならなかったことを「幸」と感じた、
ということです。
そんなことが「幸」せだったとは、驚きですが、
心が満たされる精神面の充実を、求められるようになったのは、
豊かな時代になってからの、つい最近のことなのかもしれません。
そんなこんなで、
今回の福智園書道クラブは、
皆さまご自分の「幸」せとは何だろうと、思いを馳せながら
筆をとっておられたようです。
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