「わっしょい!わっしょい!」
男性スタッフの威勢のいい声とともに、
お神輿が、登場しました。
お神輿は、廊下を練り歩いた後、
食堂へ。
そこには、屋台が立ち並び、
秋祭りが始まるようです。
代わって登場したのは、怪しげな老人。
「さてさて、これに見えるは、風船で作った傘である。」
「南蛮渡来のバルーンアートなる芸を、ただ今よりお見せしよう。」
と、老人が言うと、
奥から、弟子だというピエロが登場しました。
「さて、弟子。舶来の風船芸で、何か作って見せよ。」
師匠から風船を渡されると、
ピエロは、器用に風船をひねり始めます。
♪何ができるか、何ができるか、お楽しみ♪
囃し立てる師匠の太鼓の音に合わせて、
御利用者さまの間から、手拍子が沸き起こりました。
ピエロの器用な手つきを、
御利用者の皆さまも、にっこり笑顔で見つめる中、
次々に、バルーンがお花や蝶に変身。
出来た作品は、
客席の御利用者さまにプレゼント。
バルーンのはちまきを手渡され、
頭にかぶって、ハイ、ポーズ!
にっこり笑顔です。
次から次に、バルーンアートが完成し、
会場は大盛り上がりでした。
実は、このバルーンアート芸、
賑やかし役の師匠はもちろんのこと、
アートを披
露したピエロも、福智園のスタッフです。
バルーンアートを趣味にするスタッフが、
御利用者の皆さまに喜んでいただけるなら、と披露してくれました。
スタッフによる手作りの出し物を、楽しんでいただけたようです。
—–