新年度、福智園は6人の新人が仲間入りしました。
全員高校・短大を卒業したばかりの、新卒者です。
いきなり介護はできませんので、まずは座学で、法人の歴史や理念から。
私達がどんな思いで介護をしているのか、そんな福智園で働く心構えとは。
事務長や次長による講義で、しっかり学んでもらいます。
そして、2月から猛勉強をしているチューターによる教育も始まりました。
いきなりOJTで現場に投げ込むことはせずに、先輩からそれぞれの介助に必要な心構えから学びます。
そして、先輩たちがなぜ介護の仕事を選び、続けていく中で何を感じているかという熱い思い。
そんな話も、新人たちにとって、とても勉強になっているようです。
また、御利用者さまの気持ちを体感してもらうため、車椅子体験を。
車椅子に乗って自走し、リフト車にも乗ってもらいました。
歩いていると分からない少しの傾斜も、車椅子だととても進みづらいし、
そんな時にどうしてもらえると安心するのか。
「世界が違って見えるでしょ?」との先輩スタッフの問いかけに頷きながら、
御利用者さまの立場にたつとはどういうことかを、少しずつ学んでいます。
車椅子から見える世界を理解し、御利用者さまの心に寄り添えるような
一人前の介護士になれるよう、新人の勉強は始まったばかりです。
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