昔、ある御利用者様が、初夏の気持ちいい気候の時期に、こう呟かれました。
「こんな日に、外でご飯を食べたら気持ち良かろうねぇ」
そんな想いに応えて始まったのが、園庭昼食会。今では、福智園の初夏の風物詩です。
自然に囲まれ、広い敷地に平屋建、という田舎の施設ならではの良さを満喫していただこうと、
園庭に出て、初夏の風や新緑の緑を身体いっぱいで感じながら召しあがっていただくのは、
揚げたてアツアツの天ぷらです。
厨房スタッフも外に出て、御利用者の皆さまの眼の前で調理をするのは、
ジャージャーいう油の音
漂ってくる良い香り
必死にあげているスタッフの様子など、
五感の全てで満喫して頂くためです。
定番のエビはもちろん、鳥肉にカニカマ。
お野菜もたくさんで、旬のアスパラも堪能していただきます。
それぞれの方の食形態に合わせて、揚げたてを食べやすい大きさにして
そして、アツアツのまま、お席までお持ちします。
そして皆さま、揚げたて天ぷらに舌鼓。
火傷に注意してくださいね。
風が少し強く、風除けのブルーシートを張りましたが
その隙間をぬって吹き込む気持ちのいい5月の風が、頰を撫でます。
園庭には、新緑はもちろん、花も咲き
心地の良い5月の景色です。
スタッフを呼んで、おかわりをされる方もたくさん
お腹がいっぱいになるまで、
たくさん召し上がって頂くことができました。
もっと素敵な笑顔がたくさん見られていましたが、
楽しいお食事の時間を邪魔しないように、写真はほどほどにさせていただきました。
楽しい1日を過ごしていただけたようです。
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