福智園では、園内研修もしばしば行いますが、
今月はいつになく大規模な研修を実施しています。
昨日・今日と、介護技術研修を行いました。
3回に分けて、業務の中で介護を行うスタッフ全員を対象に行います。
今回の研修テーマは、介助者にも被介助者にも、ラクな介護方法。
みんな頭では分かっているボディメカニクスを
実習を交えながら、
体感してもらいました。
笑いも交えながら、スタッフに分かりやすく説明。
座学のあとは、
実習です。
スタッフに2人1組になってもらって、もっとも負担のかかる介助の一つ
移乗介助の練習を行いました。
いつも通りのやり方と、
ボディメカニクスをきっちりと使ったやり方で、
どのように感じが違うか、介助者・被介助者それぞれの立場で体験。
あとは、ひたすら練習あるのみ。
時間の許す限り、練習を繰り返し
身体に覚え込ませるスタッフたち。
また、ベッド上での体勢を整えるのも、ちょっとした工夫で負担が少なくなります。
そして、ボディメカニクスとともに、もう一つ学んだのは、「ノーリフト」。
福祉機器を用いた、介護者にも被介護者にも優しい介護です。
スライドボードを使った負担の少ない介助方法を、練習しました。
新人はもちろん、ベテランスタッフにとっても、
自身の介助を見直すいい機会になったようです。
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