立春を過ぎ、暦の上では春となりましたが、
寒さが底を打ち、今日は、全国的に厳しい冷え込みとなるようで、
ここ福岡でも雪がちらちらと舞っております。
立春を迎えてからの方が、寒さが身に沁み、「冬」らしさを感じる折、
5日の福智園書道クラブは、「冬」の字を書きました。
元々は、「終」を意味する、糸の結び目を現わす形の下に、
「氷」を意味する形が加わって、「冬」となったとのこと。
春夏秋冬と四季が巡り、その一番終わりの氷が張る季節ということから、
できたのではないかと、先生が言われておりました。
さて、そんな説明を聞きながら、皆さま筆をとられます。
前回の「善」も画数が多く難しかったですが、
今回は、シンプルゆえに、バランスを取るのが難しそうなご様子です。
書き終えた文字を眺め、
納得いくまで、何枚も何枚も、
練習書きを重ねておられました。
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